近年、GAFAM(Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft)のような米国企業によって築かれたプラットフォームが、新しい経済圏を形成し、世界中のあらゆる業界に変革をもたらしました。 しかし、巨大プラットフォーマーによる市場独占に歯止めをかける動きがある中、現在の市場は変動が激しく、将来的な景気後退も懸念されています。 欧米のテクノロジー企業の成長には限界が見え始めている一方でアジア・アフリカ・中南米を中心とした新興国では、欧米の企業主導のやり方とは異なる手法でイノベーションを実現する仕組みが生まれています。
今回のウェビナーでは、金融サービス本部 統括本部長 中野と、ビジネスコンサルティング本部 ストラテジーグループ 銀行プラクティス日本統括 マネジング・ディレクター 森、金融サービス本部 マネジング・ディレクター 北畠が、国際的な視点から新興国における金融を起点としたイノベーションの新潮流を考察し、なぜ欧米と異なるイノベーションが実現されているのか、どのようにしてそれが生まれているのかを、国家レベルと企業レベルの事例を分かりやすくご紹介します。質疑応答もございますので、是非ご参加下さい。
このセッションで聞けること
- 新興国における欧米とは異なるイノベーションの新潮流
- イノベーションを創出するメカニズムと源泉となる考え方
- 新興国におけるイノベーションの実例と日本企業への示唆
講演日時
日: 4/28(金)
時間: 14:00-15:00
所要時間: 1 時間 (オンラインセミナー形式)
費用:無料(事前登録制)
常務執行役員 金融サービス本部 統括本部長
中野 将志
2013 年に金融サービス本部統括本部長、2017年に常務執行役員に就任。銀行、証券、生損保、ノンバンクにおける多くの金融機関に対して、大規模変革、事業戦略、業務改革、営業改革、IT 再構築、海外戦略の企画立案から実行支援までの幅広い経験を有する。95 年入社以降、システム開発、プロセス領域のコンサルティング、戦略領域のコンサルティングを経験しており、実効性の高い施策立案を得意とする。最近では大規模金融機関のデジタルトランスフォーメーション支援や海外ビジネス拡大、政府系金融機関の営業・マーケティング改革、異業種の金融参入戦略などに従事している。
ビジネスコンサルティング本部 ストラテジーグループ 銀行プラクティス日本統括 マネジング・
ディレクター 森 健太郎
一橋大学経済学部卒業後、1997年富士銀行入行、2003年アクセンチュア入社。戦略コンサルティング本部に所属し、メガバンク、政府系金融機関、地方銀行、証券、保険など、多数の金融機関において事業戦略、新規事業立案、M&A、営業改革、業務改革、マーケティングアナリティクス、基幹系・情報システム構想立案に従事。近年は特に、デジタル変革を多く手掛ける。共著書に「フィンテック 金融維新へ」(日本経済新聞出版社)
【執筆・セミナー・インタビュー等】
金融サービス本部 マネジング・ディレクター
北畠 英幸
1996年にアクセンチュアに入社し、26年に渡って金融機関の企業変革プロジェクトに従事。2011年にジャパンデスクを立ち上げ、ASEAN(シンガポール・タイ)に10年間滞在しながら、日・米・欧・亜の4極で日系金融機関を支援する体制を確立。2019年にASEANの銀行業プラクティス統括に就任。2021年に帰国し、引き続き金融機関のデジタル変革や中長期のシステム変革のプロジェクトに従事している。